こたつ

個別指導の学習空間、高砂・稲美教室の馬場です。

最近、朝晩の冷え込みが身に沁み始める時季になりましたね。早起きをしようと思うと布団から出るのが億劫になる今日この頃です(苦笑)
皆さんのお家でも、そろそろ冬に向けた支度を始めているのではないでしょうか?

さて今日はだんだん寒くなってくるこの時期から登場する暖房器具、炬燵(こたつ)についてのお話です。

こたつは、室町時代に登場したと言われており、その頃は囲炉裏(いろり)の火力を落として台を置き、着物をかぶせたものだったそうです。
それが、江戸時代になると囲炉裏の上に櫓(やぐら)を組み、布団をかけた「やぐらこたつ」で暖を取るようになりました。
また、明治時代になると、囲炉裏を床に下げて、床と同じ高さに櫓を組み、布団をかけ、足が入れられるようにした、掘りごたつが登場するようになりました。
しかし、この頃までの熱源は、木炭や炭団(たどん)などで、火事や一酸化中毒の危険性があり、幼い子供が亡くなることも、多く報告されていました。
そこで、大正時代後期には、電気こたつが販売されていましたが、家庭にはなかなか普及しませんでした。
戦後、現在のような机式のやぐら式こたつ(置きこたつ)が発売され、掘りごたつのように畳を切って炉を作る必要がないので好きな場所へこたつを置き、足を伸ばすことができることから爆発的に売れました。

現在のように、便利に使用できるようになるまでには、紆余曲折あるのだなと感じ入ると共に、今あるものに、どのように手を加えていくと便利になるのかと考えていくことの大切さにも気づかされますね!

ただし、炬燵に入ったまま寝てしまい、風邪をひかないようにご注意を!(笑)

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